にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

外出先でトイレに入りたくない

昨日もスーパーに買い出しに行った。
妻が外出したがらないので最近はずっと私が買い出し担当だ(^^;
マスクや手洗いは当たり前だが、最近は出かける前に必ず自宅でトイレに入るようにしている。
理由はコロナが怖くて外出先でトイレに入るのが怖いからだ。
自分の前に誰が入ったか分からないトイレに入るのが嫌なのだ
ある学説だとトイレではエアロゾル感染の危険が高いそうだ。
私がコロナを持ち帰れば妻や娘たちに申し訳ないのだ。
特に妻は糖尿の持病があるので重症化する恐れもある。
全く面倒な世の中になってしまったものだ・・Orz

自治会が理由で自殺・・・退会すれば良かったのに・・・

自治会の班長選びが原因で自殺するなんてあり得ない・・Orz
news.yahoo.co.jp
産経新聞の記事では、知的障害や精神障害のある大阪市平野区の男性=当時(36)=が自殺したのは、自治会の班長選びをめぐり、障害者であることや、自分にできない作業などを記す文書の作成を強要されたのが原因だとして、男性の両親が自治会と当時の自治会長ら2人に計2500万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことが31日、分かった。同日、第1回口頭弁論があり、被告側は請求棄却を求め、争う方針を示した。男性が文書を作成した事実は争わないとしながらも「強要はなかった」などと反論した。訴状などによると、男性は平野区市営住宅障害年金などを受給しながら1人暮らしをしていた。昨年11月中旬、市営住宅の同じフロアの住民の中から、くじ引きで自治会の次期班長を選ぶと知り、自治会側に「精神の病気で班長ができない」と伝えたが、当時の班長から「特別扱いはできない」と告げられた。男性は同月24日、自治会の会長、班長と地域の社会福祉協議会の関係者の計4人で面談。その際、障害があることや、金の計算ができないことや自転車に乗れることなどを列挙した文書の作成を約2時間にわたって強要され、班長決めの集まりを開く際には文書を他の住民に見せることを伝えられたという。男性は文書を作成した翌日の同月25日、自宅で自殺した。原告側は、他人に知られたくない障害の有無や内容について文書を書かせたことはプライバシー権や人格権の侵害にあたると主張。自殺との因果関係も認められると訴えている。一方、被告側は弁論で文書作成について、「班長の選出から外れることについて、(他の住民に)対面で説明してもらうよりも負担が少ないと考えた」などと主張したと報じている。
・・・・・
気の毒な事件で心が痛む・・・亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
私は昨年、町内の自治会を退会した。
理由は自治会に所属している意味が無いと思ったからだ。
30年以上前にここに移り住んだ時は集中浄化槽施設を管理するために予算と役員が必要だったので所属していた。
しかし、何年も前に公営下水道が整備されたので集中浄化槽は廃棄となった。
よって地域住民で集金したり役員を決める必要がなくなったはずだった・・・
しかし、地域の長老と呼ばれる方々のごり押しでその地域を法人化して集金制度や役員制度が存続となってしまった。
私は総会などで反対したが、押し切られてしまった。
長老たちは夏祭りや運動会を企画し、お金を湯水のように使い、多くの役員を決め、若い世代に重労働を押し付けた
子供が小さかったので散々我慢したが、限界が来たのでさっさと退会した。
自治会を退会して思うのは、何の不都合もないことだ。
もっと言えば、役員も班長も夏祭りの準備も運動会の準備もしなくて良いので自由気ままだ。
こんなことならもっと早く退会すれば良かったと思っている。
記事の男性も退会と言う選択肢を示してあげていれば自殺せずに済んだのではなかろうか?

男性が定年後に引きこもったら、モラルが皆無な暴走老人になるだと?

今年一番納得できない記事を読んだ(怒)
www.itmedia.co.jp
itmediaの記事では、
「朝、店頭に並べない現役世代を尻目にマスクを買いだめする老人
「本当は在庫を隠しているのだろうと店員に食い下がる高齢男性
「列に割り込み、注意した人に暴力を振るう70代男性」……。
 今回のコロナ禍では日本全体が緊張感につつまれるなか、一部の高齢者による地域社会でのモラルが皆無な行動に対し、「暴走老人」などといった批判が生まれ、新たな火種となりそうな状況です。一方で、高齢者がなぜそのような行動に走るのかを、自分の将来の姿に重ね合わせながら考えるきっかけにもなった人は多いのではないでしょうか。
 定年を境に男性は、それまでの会社生活とは異なる環境変化に戸惑い、なかにはうつや認知症を引き起こしたり、病気までとは言わないまでも、怒りっぽくなったり、暴言や奇行が目立つようになったりするケースが見受けられます。それらは介護や認知症並みに地域や家庭での深刻な問題になっているのが現実ですと報じている。
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う~ん・・・なんだこの記事?
定年後の男性が自宅に引きこもったら、モラルが皆無な暴走老人になるので対策が必要と書いてある。
ちょっと待て!おかしいだろ?
そもそも暴走する老人は、ストレスがMaxな人だぞ!
定年後にストレスから解放された人が自宅でノンビリしていればストレスなんて溜まらないよ!
私のように好きな時間に起きて好きなスポーツや将棋のネット中継を見て好きなものを食べて好きな時間に寝る人間が暴走するはずないでしょ?
記事の後半では定年後もアルバイトしようとか、小説書こうとか書いてあるけど、それ自体がストレスになるでしょ?
ホント、何言ってるか分からないよサンドイッチマン風)

リタイア後の楽しみが一つ減るかも・・Orz

あううっ・・・リタイア後の楽しみが一つ減るかも・・Orz
news.yahoo.co.jp
サンケイスポーツの記事では、新型コロナウイルスの集団感染が発生した米大リーグのマーリンズで、新たに関係者4人の感染が確認されたとスポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。最近5日間の感染者は計17人に上る。これらの状況を受け、27日(同28日)には大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー(61)がシーズン打ち切りの可能性に言及。メジャーが早くも危機的状況を迎えた。約4カ月遅れで開幕したメジャーの先行きに、早くも暗雲が漂った。
「あるチームが選手たちを欠いて競争力を失った場合は問題で、シーズンの一部か全部を取りやめるかどうかは状況による
一方で「どこかで陽性反応が出ることは想定していた。ガイドラインは強固で、今季を終えられると今も楽観視している」とも強調した。ただ、米国の感染者400万人、死者14万人はいずれも世界最多。状況は深刻で、米メディアでも悲観論が相次いだ。さらに翌28日(同29日)には、マ軍で新たに関係者4人の感染が確認されたとの報道も。最近5日間の感染者は計17人に上る。マ軍は現在、フィラデルフィアに滞在中。27、28日(同28、29日)の本拠地でのオリオールズ戦が延期となった。マ軍と26日(同27日)まで対戦していたフィリーズには陽性反応を示した選手やスタッフはいなかったが、こちらも2日連続でヤンキース戦の延期が決定。計4試合が延期となった。日本選手や他球団にも影響が及んでいる。ヤンキースでは、頭部への打球直撃から復帰を目指す田中将大投手のオンライン記者会見を中止。ホワイトソックスのレンテリア監督は、せきと鼻づまりの症状が出たため、当面指揮を執らないことになった。今回のような事態に備え、今季は登録枠(40人→60人)を増やしているが、プレー拒否を表明する選手が続出する可能性もある。シーズンを完走できるのか。世界が動向を注視していると報じている。
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マーリンズクラスターが発生してしまったようだ・・Orz
リタイア後の楽しみの一つがメジャーリーグの生中継観戦だった私は衝撃的なニュースだ。
折角、大谷や筒香を筆頭に日本人メジャーを生応援しようと思っていたのに・・・
仕方ない・・その分、将棋のネット中継に集中しようかな?

羽生九段の通算100期を見てみたい!

昨日は名人戦が二日制の初日と言うこともあり、竜王戦のネット中継に噛り付いていた。
news.yahoo.co.jp
7月27日。東京・将棋会館において第33期竜王戦本戦▲佐藤康光九段(50)-△梶浦宏孝六段(25)戦がおこなわれました。10時に始まった対局は22時26分に終局。結果は123手で梶浦六段の勝ちとなりました。梶浦六段は次戦、挑戦者決定戦進出をかけて羽生善治九段(49)と対戦します。(中略)
互いの玉に王手がかかり、一手を争う最終盤。形勢は佐藤九段勝勢となりました。しかしそこからドラマが起こります。(中略)
99手目。梶浦六段は7分のうち2分を使って佐藤玉に王手をかけます。佐藤玉には四十手近くにも及ぶ詰みが生じています。117手目。梶浦六段はずっと自陣にとどまっていた角を三段目に出て王手をかけます。佐藤九段が馬を動かしたために、この角出が生じたのでした。121手目。梶浦六段は角を成り込んで捨て、華麗なフィニッシュ詰将棋のようにきれいに、佐藤玉は詰んでいます。梶浦六段は強敵の佐藤九段を降して、本戦ベスト4に進出。次戦では1組優勝の羽生善治九段と対戦します。
羽生九段にはタイトル通算100期という大記録がかかっています。その挑戦に向け、羽生九段応援の声は圧倒的なものとなるでしょう。そうした中で、竜王戦ドリーマー、梶浦六段の戦いぶりは実に注目されますと報じている。
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終盤、佐藤会長の勝勢になったが、寄せを間違えて47手詰めの大逆転の筋が発生した。
梶浦六段は見事にその詰み筋を発見し、大逆転勝ちを収めた。
なかなかスリリングな終盤で手に汗握る大熱戦だった。
梶浦六段の次の相手は前人未到のタイトル100期を目指す羽生九段だ。
長年、羽生さんを応援してきた私としては、なんとか羽生さんに通算100期を達成してもらいたい!
最大の強敵、藤井棋聖は先日、丸山九段に敗退したばかりなので絶好のチャンスなのだ!

80歳まで働くなんて嫌だなぁ~

下記の記事を読んで微妙な気持ちになった。
www.yomiuri.co.jp
読売新聞の記事では、家電量販店大手のノジマは、全社員を対象に80歳まで働ける制度を導入した。店舗での販売経験が豊富なベテラン社員らのノウハウを活用すると同時に、若手の育成にもつなげる狙いがある。大手企業で80歳まで雇用期間を延ばすのは珍しい試みだ。
 社内規定を7月1日付で改定した。ノジマの定年は65歳だが、その後も1年契約の臨時従業員として雇用する。勤務形態や給与は個別に話し合って決める。ノジマは店舗の販売員を、メーカーからの派遣に頼らず、自社で賄っていることを強みとしていると報じている。
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とうとう80歳まで働ける?世の中になってきたのか・・・Orz
企業としては素晴らしい挑戦なのでしょうね・・・
でも・・・私は80歳まで働くなんて嫌だな~
人生の大半の時間を会社に縛られるなんて気が狂いそうだ・・Orz
好きな時間に起きて自由気ままに趣味を楽しんで好きなものを食べて眠りたい時間に眠る・・・
これが生きてるってことじゃないのかな?

みんな油断してない?・・サラリーマン貧困時代がやってくるぞ

なんとも恐ろしい記事を読んでしまった・・Orz
president.jp
president onlineの記事では、コロナ禍の業績低下を受け、夏のボーナスは製造業を中心に前年比マイナスと大幅に落ち込んでいる。人事ジャーナリストの溝上憲文氏は「2020年冬以降はさらに減って、記録的なマイナスになり、本体の給与や残業代も減りそうだ」という——。
今年の夏のボーナスはコロナ禍の影響で昨年よりも各業種で下回った。
経団連の大手企業調査(6月17日、86社)によると、前年比6.0%減の92万5947円だった。ほとんどの業種でマイナスになっているが、下げ幅が最も大きかったのは鉄鋼の25.01%減の56万9679円。次いで化学の6.36%減の89万6237円。自動車も4.14%減の98万760円だった。製造業は軒並み総崩れとなっている。
集計数の多い日本経済新聞の調査(6月25日、429社)でも前年比5.37%減の80万7835円。全29業種の6割強にあたる19業種で支給額が減った。
製造業全体は前年比5.86%減だが、ここでも鉄鋼は前年比23.99%減と大幅なマイナスになった。鉄鋼はコロナ前から鋼材需要が減少し、中国企業の増産で最大手の日本製鉄は2020年3月期決算で最終赤字に転落し、コロナ禍を受けてさらに需要が減少している。
製造業は総じて低調だったのに対して、明暗を分けたのが非製造業だ。コロナ禍の影響を直接受けた鉄道・バス、百貨店・スーパー、陸運、外食・その他サービスはマイナスとなった。
一方、前年比プラスとなったのは建設、不動産・住宅、商社、通信、情報・ソフトなどだったが、後述するように今回プラスとなった業種も2020年冬のボーナス以降はかなり厳しくなると見られている。
夏のボーナスは2013年以降プラスに転じ、この5~6年間は好調が続いたので、下がったことにショックを受けた人もいるかもしれない。
しかし、考えてみれば毎月の固定給である月給と違い、会社業績しだいで増減する変動給だ。
1990年代までは給与プラス平均5カ月のボーナスの年間17カ月の支給という時代が続いた。2000年以降は、給与を増やさない代わりに会社が儲かった分はボーナスに反映する流れが主流になった。それにより、不況期になると減少し、赤字になると支給額ゼロになることも珍しくなくなった。
冒頭で紹介したのは大手企業の夏のボーナスの状況だが、中小企業はどうか。
大阪シティ信用金庫が取引先の夏のボーナスを調査(991社)したところ、夏のボーナスを支給する企業は50.4%と前年比9.4ポイント減となり、リーマン・ショック後の2009年6月調査(8.9ポイント減)を上回った。支給する企業でも金額は27万8946円で前年比5.1%のマイナスとなった。前年比プラスは建設業のみで、とくに卸売業、製造業は大幅減となっている。
中小企業のボーナスの不支給や減少の背景には、自動車産業など大手企業の業績不振を受けた受注減による休業の影響もある。
中小の製造業を中心に構成するものづくり産業労働組合JAM(組合員35万人)では傘下組合の3分の1(574組合)が一時休業に入るなど甚大な影響を受けている。3月の一時休業は75組合だったが、4月に391組合に急増し、5月に新たに190組合が加わった。
JAMには自動車部品メーカーなど関連企業が多い。自動車大手の2020年3月期決算はコロナショックの影響で5社が営業減益。中でも日産自動車は6712億円の赤字に転落した。
自動車各社は本年度も景気悪化を予測し、生産台数を大幅に減らす計画を表明。関連産業や中小企業への影響は必至と見られていた。
同労組の担当者は「(一時休業の措置をとる企業は)3月はそれほどでもなく、4月に増加するのではと警戒していたがいきなり跳ね上がった。5月までの累計で574単組というのはリーマン・ショックのときとほぼ同数になっている」と指摘する。
業種別でも輸送機器が200単組中105単組で52.5%と半数が休業、一般機械が640単組中219単組で34.2%が休業に入っている。とてもボーナスを支払える余裕のない企業も多い。
それでも大手企業の夏のボーナスは5~6%減にとどまった。その理由は、原則として夏のボーナスは前年下期の業績(2020年3月期決算)が反映され、コロナ禍の影響がそれほどなかったこと、また、今年の春闘の労使交渉ですでに決定していたことが影響している。
今後の業績の見通しが悪くても、とりあえず夏のボーナスは報いてやろうという企業も多かった。
たとえば大手製造業の人事担当者は「事業部によっては、コロナの影響で売り上げは大打撃を受けているが、他の部門で利益を何とか確保できたので現状維持となる。ただし、次回以降は厳しくなることが予想されるので、今回は従業員に応えていきたい」と語っている。
つまり、夏のボーナスまではちゃんと支払うが、それ以降はわからないということだ。
別の製造業の人事担当者は「2019年度の下期は、ほぼ計画通りの利益を達成したので約束通り支払う。しかし2020年冬はかなり厳しい見通しだ」と言い切る。
ある意味で当然だろう。
冬のボーナスは今年4~9月の業績が反映される。4月以降、緊急事態宣言による外出自粛による消費の冷え込みが企業業績を直撃した。また、解除後も経済の水準は低迷したままだ。
これは、コロナの直撃を受けている航空、観光・旅行、宿泊、飲食などにとどまらない。財務省が7月20日に発表した今年上半期の貿易統計で輸出額は前年同期に比べて15.4%減となり、4~6月の3カ月連続で前年同月比20%超も落ち込んでいる。とくに基幹産業の自動車は上半期で30.9%減も低下している。
一方、トヨタなどが7月に入って徐々に生産計画を引き上げつつある。しかし仮に経済が再開しても賃金などは遅れて影響が出るのが一般的だ。
エコノミストの中には今年の冬や来年の夏のボーナスは2桁減と、08年のリーマン・ショック後の夏のボーナス以来の低さになると見る向きもある。JTBはすでに1989年以降初めてとなる冬のボーナスを支給しない方針を明らかにしている。
日本総合研究所の山田久副理事長は経済が再開しても新型コロナウイルスのワクチンが開発・普及するまではコロナ前の経済の水準に戻ることはないと言う。
「元に戻らない状態が最低1年続くと見ている。当然企業は売り上げが落ちることになるが、生き延びるためにコストを下げざるをえない。コストを下げるには給与カットは当然のこと、ボーナスは記録的なマイナスになるだろう
今年の冬以降、文字通りボーナス冬の時代がしばらく続くことになる。もちろんコロナの直撃を受けた企業にとどまらない。夏のボーナスで15.14%増の建設、7.55%増の不動産・住宅(日本経済新聞調査)も例外ではない。
住宅関連メーカーの人事担当者はこう語る。
「今年3月までは業績は好調だったが、4月以降、状況がガラリと変わり、受注が低迷している。すでに固定費削減の指示が経営から出ているが、真っ先に対象になるのが冬の賞与。次が2022年卒の新卒採用数の削減におよんでくるだろう」
もともと建設・不動産業界は2020年の東京オリンピックまでは経済好調との前提で攻めの事業計画を推進してきた。しかしオリンピック前にコロナがストップをかけた。
すでに「オリンピックなし」を前提にした事業計画の見直しを始めている企業も少なくない。
同じく夏のボーナス増の総合商社も2020年3月期決算では大手7社のうち5社が減益・赤字となった。4月以降は収益基盤の鉄鋼、自動車部門が低迷している。冬以降は夏のボーナス以上に望めないのは確実だ。
話はボーナスだけにとどまらない。さらに深刻なのが毎月の給与の減少だ。とくに給与の補塡ほてんの役割を果たしていた残業代が減少の一途をたどっている。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査」(一般労働者)によると、所定外給与、いわゆる残業代は今年3月に前年同月比4.0%減、4月12.8%減だったが、5月は26.2%減となった。当然、残業時間が減ったことによるが、5月の残業時間は前年同月比30.7%減となっている。
もちろんその理由はコロナ禍による在宅勤務が増えたことによる影響がある。在宅勤務でも残業すれば会社は残業代を支給する必要があるが、在宅勤務の残業を原則禁止としている企業もある。社員も残業代を申請しづらいという事情もある。また、出社制限が緩和されても、業績低迷の企業が真っ先に削減対象にするのが残業代である。今後は残業代を当てにすることが難しくなるだろう
毎月3万~5万円もらっていた残業代が大幅に減少し、さらにボーナスも大幅に減らされていく。企業業績しだいではさらなる給与カットも発生するかもしれない。
先が見えないサラリーマン貧困時代が訪れようとしている。どのようにして生き延びていくのか、生活防衛策を真剣に考えるべき時期にきていると報じている。
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最近、TVの報道などを見ていると現役サラリーマンは「みんな油断してないか?」と言いたくなる。
GoToで旅行に行くのが楽しみだ」とか、「ワクチンさえできれば景気は良くなる」とか・・・
現実は記事にあるようにボーナスカット、給与カットのサラリーマン貧困時代がやってくるのに・・・
今、旅行で散財したり、景気に淡い期待を抱いたりするのは危険だと思う。
大事なことは今冬から下がり続けるボーナスや給与(残業代)への対抗策の実行なのだ。
聖域なき節約を身に着け固定費を削減し、ネットを生かした副業の準備を行い、今ある資産で運用を強化していかなければならないと私は思う。