にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

鬱病を発症した原因~その2~管理職昇進

私は38歳の頃、課長に昇進しました。所謂、管理職と言うヤツです。それまでは設計者としてハードウェアのモノづくりをしていたので残業は多いもののやりがいのある楽しいサラリーマン生活でした。しかし、管理職になるとそれまでの業務が一変し、予算と言う名の魔物との対決が待っていました。管理職は予算を達成するため、多くの仕事を受注しお客様からお金を頂かなければなりません。毎週、予算会議が設定されており、幹部からの厳しい叱責を受けながら予算の達成状況を説明するのが苦痛でした。また、もっと苦痛だったのは予算の作成でした。なんの根拠もない状況で無理やり数字を積み上げさせられることに違和感を感じ、何度も上司と衝突しました。どこの会社も同じだと思いますが私はいい加減な憶測で予算を立てることが許せませんでした。