にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

雇い止めの苦い思い出

雇い止めに関する下記の記事を読んで苦い過去を思いだした。
headlines.yahoo.co.jp
私が中間管理職をしていた頃、契約社員の方を使って大事な仕事をしていた。
その方は、大変優秀な方でチーム内で誰よりも仕事ができる人だった。
契約満了が近づいてきたので、その方を法律に則って正社員として迎えたいと上司に直訴したが、人事からの通達は「契約満了で切れ」の一点張りで理由さえ教えてくれなかった。
私は頭にきて人事部に乗り込み猛烈に理由を問いただしたが、「会社の方針」の一点張りで全く話にならなかった。
結局、契約期間満了を迎え、その方は寂しく去っていった
私の会社は法律をうまく使って目先の利益を得ることしか考えていなかった
優秀な人材を手放すことが会社の将来にとってどんなに不利益なことかを全く考えていなかった。
この事件も私の鬱病を進行させた一因だったと思う。