将棋連盟規定変更・・これは良い判断だと思う
日本将棋連盟が規定変更を発表したが、良い判断だと思った。
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従来の規定だと女流プロは、羽生さんや藤井君と同じプロ棋士になれた場合、女流棋戦に出れなくなる。
しかし、今回の規定変更で女流プロがプロ棋士になっても女流棋戦に出れるようになる。
将棋の世界を知らない一般の方々には分かりづらい話だが、そもそも歴史上、女性でプロ棋士になれた人はまだ一人もいないのだ。
今回の規定変更は、女流プロで5つのタイトルを持っている里見さんが、プロ棋士の編入試験を受けやすくするための規定変更なのだ。
もし従来の規定で里見さんがプロ棋士編入試験を受けてしまうと今持っている5つの女流タイトルを返上しなくてはならなくなる。
そうなれば、女流プロ棋戦を主催しているスポンサーの方々に迷惑が掛かってしまい、女流棋戦の減少にまで問題が拡大する恐れがあった。
将棋連盟はその問題を事前に無くすための手を打ったのだ。
個人的にこの判断は良いと思う。
里見さんは、直近の対男性プロとの成績を2勝1敗もしくは3勝3敗で乗り切れば編入試験を受けることができる。
是非、女性初のプロ棋士に挑戦してほしい。