にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

韓国の素材部品開発は日本に追いつけるのか?

下記の記事を読んで莫大な予算をつけても韓国の素材部品開発は日本に追いつけないと思った。
headlines.yahoo.co.jp
記事の内容は、日本の輸出管理強化に対抗し素材・部品・装備供給網の早期安定と商用化に向け、来年から2022年までの3年間に政府予算5兆ウォン以上を投じると報じている。
私はサラリーマン時代、サムスンや日本の素材メーカーと仕事をしたことがある
その時の経験を思い返せば、韓国が莫大な予算をつけても素材部品開発は日本に追いつけないだろうな思う。
何故そう思うかと言えば、素材部品開発は長期間にわたる地道な基礎研究と忍耐が必要な分野なのだ。
日本が圧倒的な世界シェアを握っているのはこの忍耐力にある
サムスンに代表される海外企業はすぐに結果の出るイイトコドリの仕事を重視する。
いつ結果が出るか分からない地道な基礎研究や忍耐が嫌いなのだ。
それはノーベル化学賞(日本8、韓国0)の受賞数如実に物語っている。
日本人技術者にはスタンドプレーを好まない地道な共同研究を続けられる忍耐力と結束力があるのだ。
いくら予算を掛けてもこの忍耐力が無ければ日本に追いつくことは不可能だと思う。