にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

韓国外貨準備高は本当なのだろうか?

下記の記事を読んで「本当かな?」と疑った。
headlines.yahoo.co.jp
記事では、韓国銀行(中央銀行)が4日に発表した8月末の外貨準備高は4014億8000万ドル(約43兆円)で内訳で最も大きい有価証券が全体の92.4%にあたる3709億9000万ドルと報じている。
う~ん、どうも怪しいなぁ~と言うことで少し調べてみた(^^;
米国財務省発表のTICレポートを見ると韓国全体で保有している米ドル建て資産は3466憶ドルとなっている。
その内訳は、株式が1392億ドルで債券が2074億ドルとなっている。
ここで大きなポイントになるのが、TICレポートで表示されている額は官民合わせての数字と言うことだ。
普通に考えれば、韓国中央銀行が米国株式を持つことは考えられないので債券の2074億ドルがMAXに思える。
しかし、民間も半分くらいは債権を持っているだろうから結果、韓国中央銀行が持っている外貨準備の有価証券は約1000億ドルくらいと予想される。
その額が92.4%なのだから、本当の外貨準備高は1000億ドルちょっとと言ったところではないだろうか?
さてはて、この程度の外貨準備高でウォンを守り切れるのか?お手並み拝見と言ったところですな。