にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

リタイア後の田舎暮らしは甘くない

下記の記事を読んで「やっぱり」と思った。
headlines.yahoo.co.jp
記事では、田舎暮らしはそんなに甘くないと言われている。「田舎暮らしの相談に来たり、古民家を見に来たりした人の99%は、その後に音沙汰がなくなってしまう。都会の人たちは田舎暮らし病にかかっているようだ」と明かすのは、静岡県内で古民家物件の紹介や地域振興に取り組む男性だ。実際に都会から田舎への移住を決断できるのは、男性の弁によると、相談者のわずか1%の狭き門ということになる。田舎への移住が実現したとしても、移り住んだ集落での人間関係に疲弊したり、刺激の少ない田舎暮らしに飽きたりして挫折する人もいると報じている。
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確かに田舎暮らしは、物価も家賃も安いので私もリタイアした時、一瞬だけ考えたことがある。
しかし、田舎暮らしには様々なリスクがあるようだ。例えば、
・移住者が自治会に入れずに数キロも自動車で走ってゴミ出しに行かなければならない不条理
高額な水道加入金、自治会の会合や祭りなど地元行事への参加に伴う負担感
・地元住民からの突き刺さるような視線
・果てしない雑草との闘い
・畑を荒らすシカやイノシシ、サルとの知恵比べ
など様々な問題がある。
一番気を遣うのはなんと言っても地元住民との関係構築だろう。
都心で生活してきたサラリーマン家庭ではそれだけで疲弊する可能性が高い。
そもそもリタイアは自由な時間を手に入れるために決断するはずなのに地元住民との関係構築に時間と神経を使うなんて本末転倒だと思う。