にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

インフレが起こるから今、不動産を買えだと?・・何言ってるか分からない(サンドイッチマン風)

今年一番「何言ってるか分からない」記事を読んでしまった・・Orz
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200409-00234191-diamond-bus_all&p=1headlines.yahoo.co.jp
記事では、コロナショックにより、不動産価格全般は弱含みになる。ひと段落しても、市場の回復には時間がかかるかもしれない。しかし、そんな価格が軟調になりそうなときだからこそ、自宅は絶対に買っておかないといけない。家を持っていないと、「底なしの貧乏人」になる可能性があるからだ。(中略)経済活動が止まると、デフレになる。需要が少ないからだ。こうなると、物価が下がり、法人業績が下がり、個人所得が減るという負のスパイラルに入る。モノに対してお金の価値が上がっていく状態なので、貯金して節約している方が得になる。(中略)コロナショックは全世界の経済を止めるほどの猛威で、すべての国が自国防衛に走っている。自国以外がどうなろうとお構いなしの情勢にある。こんな中では何が起きてもおかしくない。自国通貨の価値が大きく下落するハイパーインフレの可能性があることも、視野に入れておいた方がいい。(中略)インフレのときに値上がりする代表的なものは不動産である。手垢がついても新品と大差ない価格で売買されるのは不動産だけだからだ。資産価値が膨れて負債額がそのままなので、差し引きした純資産は増える。借金をたくさんしているほど、膨れる資産は多くなる。戦後のハイパーインフレのように物価が70倍になれば、5000万円のマンションの価値は35億円になっていて、借金は4500万円のままだ。これは自分が出した現金500万円に対して、借金で5000万円の資産を手に入れているのと同じことになり、いわゆるレバレッジ効果は10倍となる。このように、有事の際の持ち家は生活防衛に役立つのだと報じている。
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確かに世界中の中央銀行が紙幣を刷りまくって市場に投入しているので将来インフレになる可能性はある。
しかし、だからと言って今、借金して不動産を買うのはあまりにもリスクが大きいと思う。
日本の人口はドンドン減少しており、増加に転じる見込みは無い。
今回の武漢肺炎で中国バブルは弾け、中国人の不動産爆買いも無くなるだろう。
日銀もこれ以上金利を下げられない(=下げたら地銀が倒れる)
どう考えても日本の不動産が爆上げしていくとは思えない
もしインフレを恐れるのであれば、ゴールドETFや財務優秀な優良企業の株を買った方が良いと思う。
不動産は暴落してもすぐには逃げられないが、ゴールドETFや株ならすぐに逃げられる
この記事を書いている人も「自分さえ良ければ他人はどうなっても良い」と考えている人ではないかと思える。