にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

カツカツの返済計画で住宅ローンを組んではいけない

コロナのせいで住宅ローンが返せなくなった人が急増している。
nikkan-spa.jp
SPAの記事では、「住宅ローンの返済が困難になった人が現時点で多数出ています。このまま失業率が上がり続ければ、秋口から年末にかけてマイホームを失う人が急増するでしょう」
そう分析するのは住宅ジャーナリストの榊淳司氏。「フラット35」などの住宅ローンを手がける住宅金融支援機構には、3月以降ローン返済の一時猶予や見直しを求める相談が、2月15件から、3月214件、4月1158件、5月878件と殺到した。
「相談すれば、よほどのことがない限り返済期間の延長や猶予に応じてもらえますが、失職して3~6か月の間に再就職ができなかった場合、回収不能とみなされて自宅を任意売却するか競売にかけられることに。とはいえ、転職市場が絶望的状況のなか、全員が再就職できるとは限りませんよね」
これまで、住宅ローン破綻する債務者は毎年2%強で推移。平時の77倍となった相談件数を鑑みると、失業率同様、ローン破綻の割合も10%に到達してもおかしくない。10世帯に1世帯が家を失う時代になるということだ。また、景気低迷が続けば「金利は超低水準で推移する」(榊氏)という。
「しかし、『フラット35』のような固定金利型ローンを組んでいる人は、そのメリットは享受できない。再雇用が決まらなければ問答無用で家を手放さざるを得ません」
失職し無収入となれば、賃貸も借りられない。生活保護に頼るしかない状況だが、役所の機能がパンクしていたら……。家族ホームレスの出現も決して非現実的ではないのだ。
ローン延滞が続くと債権が金融機関から保証会社に移り、一括返済を求められる。支払いが困難ならまずは金融機関に相談すべきだと報じている。
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観光や飲食を中心に失業者が増えている。
当然のように住宅ローンの返済が滞る人が平時の77倍に急増している。
しかし、コロナのせいだけでは無いと思う。
フラット35のような35年固定金利で借りる時点で間違えていると思うのだ。
一生に一度の買い物なのだから精一杯背伸びしたい気持ちは分かる
しかし、世の中、何が起こるのか一寸先は闇なのだ
リーマンショックしかり、今回のコロナしかり・・・
どんな不景気がきても耐えられる資金計画がないのならば長期の住宅ローンは組んではいけないと思う。