にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

リタイアして本当に良かった・・・羽生九段が深夜の大逆転!

今朝ほどリタイアして良かったと思った朝は無かった(^^;
news.yahoo.co.jp
amebaニュースの記事では、将棋の順位戦A級5回戦が11月23日に行われ、羽生善治九段(50)が佐藤康光九段(51)に147手で勝利、残留に向けて大きな2勝目(3敗)を挙げた。歴代4位、通算164局目となる両者の戦いは、最終盤で形勢が大きく動く熱戦に。追い詰められた羽生九段が、一瞬の隙を突いて逆転し、貴重な白星を手にした。佐藤九段は3勝2敗となった。
敗れれば10人中9位となり、下位2人の降級圏内に落ちるピンチだった羽生九段だが、佐藤九段が角交換型振り飛車を採用したのに対し、対抗形から確実な指し手で中盤までややリードを奪っていた。ところが中盤から終盤にかけたところで逆転を許し、一時は敗勢と見られるところまで追い詰められていた。
ドラマが待っていたのは日付も変わる深夜に入ってから。佐藤九段の指した一手を境に逆転のきっかけを見つけると、そこから正着を続け一気に勝勢に。勝ちを確信した際に見られる震えも出ると、最後は即詰みに討ち取った。
羽生九段は初のA級入りから降級することなく、現在は28期連続でA級以上(名人9期)を継続中。レジェンドがB級1組に降級危機となれば将棋界の一大事と言われる中、暫定順位を7位に。残り4局を2勝2敗、トータル4勝5敗でも十分に残留が見込める状況まで持ち直した。竜王戦七番勝負では、タイトル100期をかけて豊島将之竜王叡王、30)に挑戦しているが、順位戦での正念場はこれからもまだ続いていくと報じている。
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昨日も朝からネット中継に噛り付いていた(^^;
大ファンである羽生先生の重要な将棋があったからだ。
序盤は羽生先生のリードで安心して見られたが、中盤のねじりあいで佐藤九段の剛腕が唸り逆転された時にはA級陥落を覚悟するほど落ち込んだ
時間は深夜の24時・・・もう寝ようかと思ったがリタイアした身なので明日のことなど考える必要はない・・・最後まで観ようと思い直した(^^;
終盤、佐藤九段が勝ちを決めに行った手が悪手で羽生先生の手がしなり始めた!
これは羽生マジックの匂いがしてきたぞ!
そこからは羽生先生が最善手を連発して大逆転してしまった!
将棋と言うゲームはどんなに優勢でもたった一手間違えただけで逆転する恐ろしいゲームなのだ!
正に昨日の一局はその恐ろしさを痛感するような一局だった。
もし私がまだサラリーマンを続けていたら、この世紀の大逆転劇を生で観ないで寝ていただろう
そう考えるとリタイアして本当に良かったと心底思った