にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

パソナが就職難の若者千人雇用・・・実態は手取り約3万円で働かせるってどうなのよ?

下記の記事を読んだ瞬間「おっ!パソナが社会貢献?」と思ったけど実態は・・・(^^;
news.yahoo.co.jp
時事通信の記事では、人材派遣大手パソナグループは16日、新型コロナウイルス禍で就職難に苦しむ若者向けに、働きながらビジネスの専門知識などを学べる制度を2021年4月に始めると発表した。兵庫県淡路島で契約社員として最長2年働くもので、まず一期生の1000人を募集する。
若者がキャリアの空白期間をつくらずに実務経験を積めるようにするのが狙い。対象は21年3月以降に卒業予定の新卒学生。今月以降開かれるオンライン説明会や面談などを経て、21年4月入社となる。詳細は専用ホームページで案内すると報じている。
・・・・・
上記の記事だけ読むとパソナは良い会社に思える・・・
しかし、下記の記事を読むと途端に印象が変わる(^^;
prtimes.jp
PRTimesの記事では、具体的な条件が示されているので下記に抜粋する。
開始:
2021年4月
対象:
2021年3月以降に卒業予定の新卒未就労者(大学、大学院、短大、専門学校、高校)
雇用形態:
パソナグループの契約社員
就業期間:
最長2年間
就業場所:
パソナグループが兵庫県淡路島で展開する各施設
勤務時間:
1週30時間のシフト勤務
※職務により、1か月単位の変形労働時間制を採用
研修内容:
『日本創生大学校』を通じて下記研修プログラムを提供
①社会人基礎講座
ビジネスで必要となるマインドや即戦力として活躍するための実践スキルをはじめ、各部門におけるスキルの理解、習得、新規事業を興すための創造力や実行力を身に付ける
例) ビジネスマナー基礎研修、OA研修、コンプライアンス研修、語学研修 等
②社会教養講座
グローバル社会における地方創生の意義や政治・経済、公共政策などの全般を理解することを目的に、一流の講師陣や実際に最先端の現場で働くリーダー・起業家を招き、講義を行う
例) 国際政治、国際経済、地方創生、AI、ICT、農業 等
③文化芸術活動
日本の伝統文化をはじめ、海外の文化や地域の伝統文化などを学ぶ
例) 剣道、空手、太鼓、タップダンス 等
※上記研修プログラムは月額28,000円(税込)の有料カリキュラムとなりますが、任意受講であり、雇用関係に基づく労務提供を予定しているものではありません
※その他、パソナグループと大阪大学大学院国際公共政策学科が開講する「大阪大学グローバルリーダーシッププログラム」や、神戸大学イノベーション人材の育成を目的に学部横断で立ち上げた「神戸大学V.School」等に参加可能
給与:
大学院、大卒/166,000円
・短大、専門卒/161,000円
・高卒 /156,000円
※就業中はパソナグループの福利厚生制度を適用する
・仕事だけでなく、健康面や、キャリア・プライベートに関する悩みを相談できる「ワークライフファシリテーター」を配置し、社員をサポート
・健康保険、厚生年金、労災・雇用保険年次有給休暇、健康診断
・社員寮有(食費 月54,000円、寮費 月26,000円 ※水光熱費込み)
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なんじゃこりゃ?
月給が166千円と少ないのにそこから食費54千円と寮費26千円と研修費28千円を引かれたら58千円しか残らないぞ!
しかも所得税社会保険料取られたら手取りは約3万円ぐらいじゃないのか?
しかも正社員ではなく最長2年の契約社員・・・
就業場所は淡路島・・・
これってどうなのよ?