にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

迷子で泣く女児に出会ったら・・あなたならどうしますか?

散歩に行く時は余計なものは持ちたくないのだが・・・
news.yahoo.co.jp
弁護士ドッドコムの記事では、「泣く7歳、助けない大人 『何とかしないと』小5が保護」と題した朝日新聞デジタル(10月20日)の記事が、話題になりました。
迷子になった女の子を、小学5年生の男の子が警察に連れていってあげたーー。「男の子は立派だ」という良い話で終わるのではなく、記事が注目されているのは、この事例が単なる美談ではなかったからです。
男の子が勇気ある行動をとった理由は「通りかかる大人は何もしなかったので自分が何とかしないといけないと思った」からだったといいます。
泣く子どもの横を大人たちが素通りした理由はわかりませんが、意外にも「通りかかった大人の気持ちもわかる」との同意も目立ちます。
ネットには、このような意見がみられます。
冤罪であっても、女児誘拐のレッテルを張られてしまえば、人生が終わる」 「警察を呼ばれて、揉めているところを動画に撮られて拡散されたら…」 「最近は大人の男性だけではなく、女性でも、子どもに声をかけると警察にいろいろ聞かれる
もはや、泣いている子どもを見かけても、“ことなかれ主義”を貫くことが「常識」となっているのでしょうか
元警察官僚で、子どもの虐待ゼロを目指しているNPO法人「シンクキッズ」の代表理事を務める後藤啓二弁護士に聞きました。
ーー大人たちはどうして尻込むのでしょうか
自分の利害ばかり考え、自分とは関係のないことや、面倒なことにはかかわりたくないと考える。そんな大人が増えたということだと思います。
児童虐待がこれほどひどくなった現在でも、大人の怒鳴り声や子どもの泣き声を聞いても、虐待の疑いありとして通報する人はごく一部です。
ここで優先されているのは、虐待から子どもを救うという考えではなく、面倒なことにかかわりあいになりたくないという意識だと思います。
迷子で泣いている子どもを見て、無視するのもこれと同じだと思います。
そのほか、考えられる理由としては、家族、勤務先など最小限の範囲でしか付き合いがなくなり、見知らぬ人とは、それが困っている子どもであっても、どう対応していいか分からないという人が増えているのかなという気がします。
ーーそのうえで、迷子を見つけたとき、大人はどうすればよいのでしょう
せめて110番するか、近くにお店があれば、そのお店の人に頼むぐらいのことはしてほしいですね。
ーー助けてしまうことを「リスク」と捉える人がいるようです
困っている子どもを助けることにリスクがあるという考え方は理解できません。そんなふうに考える人が少なからずいるとすれば、現在の日本社会が歪んでいるのでしょうねと報じている。
・・・・・
実は先日、散歩中に似たような状況に遭遇したことがある。
いつものように夕方、川沿いを散歩していたら、5歳くらいの女の子が泣きながら一人で歩いていた
とっさに「どうしたの?」と声を掛けたところ、「お兄ちゃんとはぐれちゃった」と泣き叫んだ(^^;
手を取って、交番まで連れて行こうかと思ったが、平日のPM4時頃に無精ひげをはやした56歳の小汚いおじさんが泣き叫ぶ5歳の女の子を連れて歩いたら間違いなく不審者に見えてしまう
警察に連絡したくてもスマホを持っていない
困った・・・どうしよう・・・
見て見ぬふりするのも人間として如何なものか・・・
私は周りを見渡し、遠くにおばさんが散歩しているのを発見したので急いでダッシュした。
おばさんに事情を話し、3人で一緒に交番まで女の子を連れて行ってほしいとお願いしたら運良く了承してくれた
なんとか無事にミッションを完了できたが、あの時、おばさんを見つけられなかったら・・・おばさんが了承してくれなかったら・・・どうなっていたのだろうか?
全く、近頃の日本は生きづらくなっちゃた・・・Orz
その事件以来、私は散歩に行く時はスマホを持つようになった(^^;