にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

保険は破滅を防ぐためにあるのであって蓄財には適していない

下記の相談記事を読んで日本人は保険が好きだなぁ~と思った。
news.finance.yahoo.co.jp
相談者は55歳独身のサラリーマンで「億り人」を目標にしているが保険商品が大好きな方だ。
終身保険(死亡200万円、65歳払い込み終了)=毎月の保険料6500円
医療保険(終身保障、70歳払い込み終了、入院5000円 先進医療 特約、抗がん剤治療特約、がん診断一時金50万円)=毎月の保険料8600円
がん保険(終身保障終身払い、診断一時金50万円 入院1万円、通院特約)=毎月の保険料4200円 
個人年金保険(60歳から10年間確定、年金120万円)=毎月の保険料 1万5600円、ボーナス月(7・12月)4万7000円 
個人年金保険(60歳払込み終了、65歳から15年間確定、年金35万円 )=毎月の保険料2万8700円
・米ドル建て終身保険(61歳払込い込み終了、死亡3万米ドル、積立利率年3%保証)=保険料1798米ドル(年払い)
ハッキリ言って、これでは「億り人」は不可能だ。
そもそも独身なのに生命保険に入っている意味が分からない
いったい誰に資産を残したいのか?
ガンや医療保険も日本には高額医療制度があるので必要ない
もしどうしても心配なら都民共済のようなものにすれば負担は月2千円以下で済む。
金保険は、手数料が高い上に利率が悪くて蓄財に適していない
サラリーマンなのだからiDeCoやNISAで蓄財すべきだ
おまけに株式投資の勉強のために月に2万円の通信教育を受けているらしい。
今は、ネットを使えば無料で株式投資の勉強ができるので(もちろん詐欺には注意)節約できると思うのだが・・・
私は人に説教できるような大した人間ではないが、なにか歯がゆい思いをしてしまう。
自動車保険や火災保険のような破滅を防ぐために保険を掛けるのはもちろん良いが蓄財には適していないのだ。