にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

サラリーマンなんてやってられない・・・と叫びたくなりませんか?

つい読み飛ばしてしまいそうな記事だが、トンデモナイ事態だと思う。
news.yahoo.co.jp
共同通信の記事では、第一生命保険は29日、企業から資金を預かって運用し将来の従業員の年金に充てる企業年金保険について、運用する際に約束している予定利率を2021年10月に現行の年1.25%から0.25%に引き下げると発表した。同社によると、契約している約3千社が対象で、利率引き下げに踏み切るのは19年ぶり
新型コロナウイルス感染拡大に対応した世界的な低金利が響き、資金運用で高い利回りを確保するのが難しい状況が続いているためで、生保他社も追随して利率を下げる可能性が高い
企業年金は、公的な年金である国民年金や厚生年金とは別に、企業が運用する私的年金と報じている。
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何気ない記事だが、若い世代のサラリーマンにとって由々しき事態だと思う。
将来貰えるはずの企業年金が減ってしまう可能性が高いからだ!
企業年金とは所謂、3階建ての部分であり、企業が従業員のために独自に運用している。
しかし、その運用で一番頼りになるはずの提携保険会社がいきなり80%(1.25%→0.25%)も金利を引き下げてくるのだ!
おそらく、日本の大企業の大半は、確定給付型の企業年金の将来給付額を減らさざるを得ない状況になるはずだ。
マクロ経済スライド国民年金や厚生年金も減るのに企業年金まで減るなんて・・・
その上、所得税、住民税、社会保険料は上がって行く一方なのだ!
サラリーマンなんてやってられない・・・と叫びたくなりませんか?