にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

役職定年の廃止とキャリア形成専門会社・・・40歳以上のリストラが最終目的じゃないの?

普通の記事なのだが、何故だが寒気がした(^^;
news.yahoo.co.jp
ネットジャパンの記事では、NECは、自社社員のキャリア形成支援を行う専門サービス会社NECライフキャリア」を100%子会社として設立した。NECは新会社を推進役として社員のキャリア形成やスキル開発などに関する各種施策を10月から順次強化している。
20~30代前半の社員に対するキャリア基礎研修を新設し、人材公募制度など会社制度の理解や適切な活用の習得を促すとともに、マネジメント教育に上司としての部下に対するキャリア支援を追加していく。
40歳以上の全社員に対しては定期的なキャリアプログラム(研修、キャリアアセスメント、キャリア面談)の受講を必須化する。これにより、事業環境の変化が一層激しくなる中での保有スキルのアップデートや長期化する職業人生におけるキャリアの描き方に向き合う機会を提供する。
また、キャリア面談やプログラムの強化に備え、キャリアコンサルティング技能士など国家資格・専門資格を有する社内のキャリアアドバイザーを現行の6人から20人程度に増員する。
ジョブマッチングの仕組みにAI(人工知能)を導入する。人材公募制度「NEC Growth Careers」(2019年導入)に、AIを活用したマッチングサービスを導入し、職務経歴を公開する社員には推奨部門、募集部門にはマッチング可能性の高い人材リストをAIが自動的に提示することで、マッチングの一層の活性化を図る。さらにオンライン動画学習サービス「LinkedInラーニング」を導入する。
NECでは、再教育によるスキル、コンピテンシーの開発強化を行い、高度シニア人材の長期的な活躍も支援していく方針だ。
事業の急拡大や見直しなどに伴う人材シフト時における人材マッチングから研修プログラムの設計・実施・学習度評価、キャリアコンサルティング、異動までの一連のプロセス全体をワンストップで対応する「Re-skilling Camp」を導入し、各領域に専門家を配置し、確実なスキル習得に加え、コンピテンシー(思考・行動様式)の変革を促進していく。
また、プロジェクトマネージャーをはじめとした高度な技術的専門性や深い経験に基づくスキル・資格を持った人材を、NECグループ内外の職場に派遣・斡旋する取り組みを2021年度から開始する。さらに年齢・性別・国籍などを問わず、組織の各ポジションに常にベストな人材を登用するため、現在56歳到達時としている管理職の役職定年を2021年度から廃止する。
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日本の大企業には役職定年があるケースが多い。
記事にあるように今後は、この役職定年を廃止する大企業が増えていくだろう。
一見、中高年が安心して70代まで働けるような錯覚を起こしそうだが、私は逆のような気がする
もちろん、ごく一部の能力のある人間は重用されるのだろうが、企業にとって不要と見なされた40歳以上の社員は、キャリア形成専門会社との面談で精神を打ち砕かれ、閑職(追い出し部屋)への異動を承諾させられるのではないだろうか?
・・・まぁ私の妄想なのでそんな酷いことはしないと思うけど・・・
それにしても世間から批判を浴びないような上手いシステムだなぁ~(^^;