にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

鬱病

鬱病を発症した原因~その13~東日本大震災

いろいろ書いてきましたが、私が鬱病を発症した最大の原因は東日本大震災だと思います。 この震災で私は父と親友を亡くしました。 あまりの衝撃で次の日から会社に行けなくなりました。 今、思い出そうとしてもあの時の気持ちが思い出せません。 とにかく、…

鬱病を発症した原因~その12~迷惑な乗客

以前の記事で通勤に片道2時間以上かかると書きましたが、通勤中のストレスもきつかった思い出があります。 座れないだけなら我慢もできますが迷惑な乗客にはホトホト困りました。 デカいリュックを背負って周りの迷惑も考えず、ドア付近で音楽を聴いている…

鬱病を発症した原因~その11~定時で帰れない

私は昼休みの時間を仕事に使ってでも早く帰りたいタイプの人間でした。 しかし、会社は残業(管理職は残業してもOK)が美徳と言った暗黙のルールがありました。 そのため、夜の19時から会議が行われることも多く、終わるのが終電間近なんて日もありました…

鬱病を発症した原因~その10~無駄に長い会議

私は無駄に長い会議が大嫌いでした。会議が長くなるのは色んなパターンがありますが、一番偉い人の資質が問題であるケースが多かったです。 偉い人が話を横道にそらし、本来の議題と全く違う話になり、無駄な議論に時間を使うパターン。 後は、明らかに面倒…

鬱病を発症した原因~その9~会社の飲み会

私はお酒は強くありませんが好きです。でも会社の飲み会は大嫌いでした。 忘年会や新人歓迎会などは管理職である立場上、逃げられないので、その数時間は地獄のような時間でした。 会社の人間と宴会で話をすると話が噛み合わないのが原因だと思います。 私に…

鬱病を発症した原因~その8~鬱病の部下の配属

突然の関連会社の清算に伴い、新しい部下が私のチームに配属されてきました。しかし、その部下はすでに前の会社で鬱病を患っており、対応に苦慮しました。直接業務をさせる訳にもいかず、かと言って、ほったらかしにする訳にもいかず、悩みに悩みました。な…

鬱病を発症した原因~その7~貧弱な会社のパソコン

会社で使うパソコンが貧弱で精神的に辛かったです・・・減価償却の問題もあるので交換サイクルが長すぎ、いつも自宅のパソコンより貧弱なものを使っていました。その上、セキュリティー対策と称し、クソ重いセキュリティーソフトや暗号化処理を常時行うので…

鬱病を発症した原因~その6~障害者の配属

上に言いたいことを言うタイプの性格だったので疎まれていたのでしょう・・・私のチームには普通ではありえないくらい障害者の方々が配属されてきました。一人目は足が不自由な女性でした。やる気はある人だったのですが、如何せん文系の方で理系の職場では…

鬱病を発症した原因~その5~残業規制

2005年頃から残業規制の指導が厳しくなりました。残業を減らす方向性は大賛成ですが、納期や品質が今まで通りなので現場の負担は増大しました。その上、昨日の記事で上げたような間接業務が増大し、ますますモノづくり(直接業務)の時間が減少しました。ま…

鬱病を発症した原因~その4~間接業務が多すぎる

管理職に昇進してから間接業務が日に日に増えて行きました。ISO、コンプライアンス、品質保証、CSR・・・どんどん対応する時間が増えて行き、一番大事なものづくりをするための時間が無くなっていきました。一番苦しかったのは、品質問題が起きた時の…

鬱病を発症した原因~その3~板挟み

リーマンショックの時、景気が一気に悪くなり、受注が減少しました。その際、上からの命令でハードウェアの設計者である部下たちに関連会社のトラブル対応をさせなければならなくなりました。なんの落ち度もない部下たちに会ったこともないお客様のところに…

鬱病を発症した原因~その2~管理職昇進

私は38歳の頃、課長に昇進しました。所謂、管理職と言うヤツです。それまでは設計者としてハードウェアのモノづくりをしていたので残業は多いもののやりがいのある楽しいサラリーマン生活でした。しかし、管理職になるとそれまでの業務が一変し、予算と言…

鬱病を発症した原因~その1~通勤地獄

私が鬱病を発症したのは46歳の時でした。その原因は様々あったと思いますので一つ一つ挙げて行きたいと思います。私は35歳まで通勤時間40分のところに住んでいましたが、突然の異動により、通勤時間2時間以上の勤務地に通うことになりました。乗り換…

50歳でリタイアしました

私は、長年のサラリーマン生活で鬱病を患い、50歳で会社を辞めました。退職後もつらい時期はありましたが、54歳になった今は鬱病を克服し、貧しいながらも楽しくリタイア生活を過ごしています。私と同じように苦しんでいる方々に少しでも癒しを提供した…