にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

このケースはクビになっても仕方ないかも

見出しを見た時は、またブラック企業が酷いことしているのか?と思ったが・・・
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記事では、コロナ禍が以前続く日本社会。今年4月、多くの企業で新卒社員が入社したが、少なくない企業が新卒社員を出社させず、オンラインで研修を実施している。そんな不安な状況が依然続く中、すでに入社した会社でクビを言い渡された元新卒社員がいる。しかも、なんと彼はオンライン上の態度などで解雇を決められたという。
 吉田陽太くん(仮名・23歳・千葉県出身)は、法政大学文系学部を卒業後、東証一部上場企業であるIT企業のS社に就職。社員数は約2900人、資本金は約15億、携帯電話向けソフト開発・技術支援が主力の大手企業だ。「もともと、就職活動時代はマスコミで記者職を志望していたのですが、受かる気がしなくて、滑り止めで受けた業界売上最大の大手タクシー会社とS社に内定をいただきました」結果、「IT業界のほうが、長期的な可能性がありそう」ということでS社を選んだ吉田くん。学生時代はヒッチハイクやママチャリなどで国内外を旅行し、卒業前にはアフリカ大陸の縦断旅行を決行。「思い立ったらすぐ行動」「やらない後悔よりやって後悔」が吉田くんのモットーだ。「せめて就職前に思いっきりやりたいことをやろうと思って。お金のやりくりは大変でしたが、よい思い出になりました」吉田くんは、新型コロナウイルスが猛威を振るう直前である今年3月にもタイ旅行へ出かけた。予約していた航空券は一度コロナの影響で欠航となったが、別の航空会社のチケットを取り直してタイへ最後の学生旅行を楽しんだという。「内定先から課題も出されていましたが、『旅行があるので提出が遅れます』と事前に伝えたところ、了承していただきました。いい会社だと思いましたね」迎えた4月1日。この日は同期300人と顔を合わせる入社式のはずだった。だが――。「コロナ禍により、新卒研修はすべてオンラインで行われることが通達されました。内容は、マナー講習に始まり、人事の方のセミナーを聞くほか、ビデオチャットしながらグループ課題をするというもの。期間は4月から6月までの3カ月です。原則ワイシャツを着て自宅から参加することが課せられたので、それに倣って部屋でネットをつなぎ、パソコンで研修を進めました」こうして研修から1カ月が経過した5月。ほとんどの同期とは顔を合わせぬまま、GWに差し掛かったタイミングで、吉田くんのもとに一本の電話が入った。「人事担当の男性社員から、明日急遽会社に来てほしいと言われました」翌日。スーツを着て千葉の自宅から地下鉄東西線を乗り継ぎ、40分かけて初めての通勤をした吉田くんは、人事担当者と顔を合わせ、開口一番にこう言われた。「先に結論を言います。吉田くんはうちの会社に合わない。自己都合か、会社都合がどちらか選んで会社を辞めてもらいます」(中略)
 翌日、吉田くんは会社都合での退職を選び、気持ちを切り替えて新たな道を模索することにした。その選択肢は……。「エンジニアを目指すためのテックキャンプというスクールに通おうかと思っています。ただ、初任給もまだ入っていないのでお金がない。そこでクラウドファンディングで学費を集めようと思っています」吉田くんによると、スクールの学費は70万円。これに加え、最新のMacBook Air14万8000円と、クラウドファンディングの手数料を含む約100万円を募集する予定だ。「学費を支援していただいた方には、僕がアフリカ旅行に行ったときにもらった各国の小銭のお釣りや、旅の写真、あとは僕とお茶する権利を与えようと思っています。1万円以上の高額の支援を頂いた方には、僕が卒業したあとに制作したホームページに名前を載せるなど、僕を10時間自由に使ってもらう権利をプレゼントしようと思います」だが、どうやらその道は難しそうだ。ためしに、クラウドファンディングサイトの一つであるCAMPFIREのページで「学費」と検索してみると、出てくるのは約90件。そのうち、個人の極私的理由で学費を募る案件は調達額がほぼ0円で、集まってもせいぜい3万~20万円程度だ。プログラミングは学びたい。だけどお金はない――。ならば、吉田くんはこれまでの貯金を切り崩すなどし、実家で同居する両親に学費を借りてエンジニアを目指す道は考えていないのだろうか。また、5月まで在籍していることになっているS社の給料を学費にあてることもできるはずだ。「両親にはアフリカ旅行の際に30万円借りているので、もうお金は借りれません。S社の給料は学生時代に消費者金融で借りていたお金の金利返済に充てるので、残額はゼロです」実は吉田くん、昨年9月のアフリカ旅行の際に20万円、さらにタイ旅行の際に約20万円を消費者金融から借り入れていたのだ。「毎月9000円ずつ返していると思っていたのですが、先日、先輩にお金の件を相談したところ、『キミが返済しているのは元本ではなく利息分だけで、元本は減っていないよ』と言われて、その事実を初めて知りました。元本は一切減っていない借金を抱えている今、プログラミングスクールに通うお金を自分で工面するのは限界があります」こうしてコロナ禍のいま、お金も職も失った元新卒社員である吉田くん。「念のため、クラウドファンディング以外に同時進行で転職活動もしてみようと思います。ただ、リモート研修中に1カ月でクビになったこんな僕を雇ってくれる会社はあるんでしょうか……」「プログラマーになりたい」という情熱をカタチにしたい彼の壮大なる実験は、果たして身を結ぶときが来るのだろうかと報じている。
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記事全文を読んだ感想は、「これじゃクビになっても仕方ないかも」と思った。
理由を挙げると
・卒業旅行するために親や消費者金融に多額の借金をしている
消費者金融の借金は利息しか払っておらず、その事実も理解していなかった
・コロナの影響で飛行機がキャンセルになったのに卒業旅行を強行した
・会社から課題が出ていたのに卒業旅行を強行した
マスコミ志望で文系大学に入ったのに滑り止めでプログラミング会社を受けている
借金まみれなのに新たな学費をクラウドファンディングで集めようとしている
事実関係を見たかぎり、この若者はサラリーマンに向いているとは思えない
問題はこの若者が世間知らずで自己中心的すぎるのだ!
私が人事の管理職だったとしてもこんな新人は欲しくない
社会はそんなに甘い世界ではないのだ!
また、この会社は会社都合退職を選択させている時点でブラックでは無いと思う。