にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

藤井聡太七段が31年ぶりにタイトル挑戦の史上最年少記録更新

いやいや凄い将棋だった(^^;
news.yahoo.co.jp
記事では、将棋の高校生棋士藤井聡太七段(17)が4日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第91期棋聖戦挑戦者決定戦永瀬拓矢2冠(27)=叡王、王座=に後手番の100手で勝ち、渡辺明棋聖(36)=棋王、王将=への挑戦権を獲得した。タイトル挑戦の最年少記録を31年ぶりに塗り替えた。持ち時間が切迫してから「残り16分の藤井」が胆力を発揮し、大激闘を制した。追い求めた切符を手にした直後でも、藤井はいつもと変わらなかった。「挑戦することができてうれしく思います。すぐ開幕するので、しっかり準備したいです」。淡々と思いを語ったが、感想戦で将棋の局面を考えている時だけは楽しそうに笑っていた。将棋史に残る激闘を制した。記録を塗り替えた1勝は通算205戦目。最高の名局でモノにした。振り駒で後手番を引くと、永瀬が用意した事前研究の深さに手を焼いた。難解すぎる展開に、4時間の持ち時間は中盤で残り16分間に切迫した。永瀬は1時間以上を残していた。「時間が少なくなって局面は中盤。厳しいと感じました」並の棋士なら悲観する窮地から真の力を発揮し始める。未知の局面に超絶技巧で対応し続け、永瀬が悪手を指した。形勢逆転。リードすれば、あとはいつも通りに正確無比に指すだけだった。タイトル挑戦年少記録は屋敷伸之現九段(48)が1989年度の第55期棋聖戦中原誠棋聖(当時)に挑戦した時の17歳10か月24日。藤井は5番勝負第1局が行われる8日時点で17歳10か月20日のため、4日更新した。デビューから3年半。「四段になった当初からタイトル戦は目標でしたけど、難しい状況が続いていた。挑戦できるのはうれしい。前に進めたのかな、と思います」。中3日で開幕する5番勝負では、羽生善治九段らと共に平成後期から棋界の頂点に君臨し続ける渡辺棋聖に挑む。最強棋士に立ち向かうが、昨年2月に行われた唯一の直接対決は藤井が制している。「最高の舞台にふさわしい将棋を指したいです。充実されている相手ですけど、1勝でも多く勝てるように頑張りたい。得た機会はしっかり生かしたいです」会見終了後の写真撮影。カメラマンはガッツポーズを要求したが、藤井は応じなかった敗れた永瀬への配慮もあるだろうが、決意とも見て取れた。真の達成とは挑戦ではなく、タイトルを奪うことなのだと(スポーツ報知 北野 新太)報じている。
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昨日は挑戦者決定戦をネット中継で朝から晩まで噛り付いて観ていた(^^;
相手の永瀬2冠はタイトルを持っている実力者でありながらも事前に藤井七段用の相掛かり2六飛の新手を用意していた
藤井七段は長考を余儀なくされ、中盤では持ち時間的に大差になり「これは厳しいなぁ~」と敗戦を覚悟した。
終盤、藤井七段が放った3六銀の勝負手が永瀬2冠の読みになく、ここで形勢が逆転し史上最年少記録の誕生となった。
歴史に残る素晴らしい快挙だが、相変わらず藤井七段の対応は謙虚そのものでカメランマンからのガッツポーズ要求も応じなかった。
17歳の高校生とは思えぬ冷静さで8日から開幕する棋聖戦が楽しみだ。
それにしてもこんな歴史に残る一局を生放送のネット中継で無料で観られる日が来るとは・・・
なんとも贅沢な一日でリタイアして本当に良かったと実感した(^^)