にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

通勤時間34分が1億円の差・・・武漢肺炎は都心不動産の暴落を招く?

武漢肺炎は東京の不動産に激変をもたらすと思う。
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記事では、これまでは、毎日満員電車に揺られて出勤しなければならないため、多少狭くても、多少高くても、より会社に近い場所にマンションなどを求める必要があった。それがなくなるのだから、そのインパクトは小さくない。実際、テレワークがキッカケで引越しを考える人が増えているという調査結果がある。リクルート住まいカンパニーが、新型コロナウイルス感染症が拡大する以前の2019年11月に実施した調査をみると、図表2にあるように、テレワークがキッカケで引っ越したという人が10%に達し、前向きに検討し始めている人が27%いた。新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークが急速に進んでいる現在では、この数字がもっと大きくなっているのは間違いないだろう。その引越しを考える際、テレワーク増加によってどんな変化が生じるのか――まず挙げられるのが、自宅などで仕事をして、毎日会社に出勤する必要がなくなれば、マイホームの取得場所の制約が小さくなるのではないかという点だ。最近は、パワーカップルのようにガンガン働いて、都心や湾岸の高額な超高層マンションを手に入れるのがステータスで、多くの人が憧れる、都心の住まいを手に入れられる人が勝ち組だった。それが都心や湾岸の超高層マンション人気を支えてきた面もある。しかし、基本的に仕事は自宅でこなし、必要なときだけ出社すればいい、それも通勤時間帯以外でもOKとなれば、何も無理して都心近くの高いマンションにこだわる必要はなくなる。郊外なら、都心の半分以下の値段で、都心よりはるかに広い、ゆったりした住まいを手に入れることができるのだから、そのほうがいいのではないとか考える人が増えるのは当然の流れだろう。あくまでも一例に過ぎないが、小田急沿線で物件を探すと、都心に近い下北沢駅の『グランドメゾン代沢三丁目』(大和ハウス工業)は、専有面積83.42㎡の3LDK+WICが1億3900万円だ。世帯年収が1000万円以上のパワーカップルでも簡単ではない。しかし、同じ小田急沿線でも、橋本駅の『リーフィアレジデンス橋本』(小田急不動産)は、専有面積88.49㎡の4LDK+FC+Nが3798万円で手に入る。これなら、専業主婦世帯でも何とかなりそうだし、パワーカップルなら余裕だろう。新宿駅からの時間距離は下北沢駅が7分で、橋本駅は41分だから、極論すれば、通勤時間34分の差が、1億円の価格差になっているといってもいいわけだが、テレワークであれば通勤時間を気にする必要はない。1億円も高いマンションに目を向ける必要はなくなるのだと報じている。
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この記事では、マイホームの取得にフォーカスしているが、企業のオフィスでも同じことが言える
テレワークが普及すれば、バカ高い家賃を払って都心にオフィスを構える必要がなくなる
この先、東京は都心の不動産が下落し、郊外の不動産が上昇する逆転現象が起こるような気がする。
まぁ・・・私が今、郊外の一戸建てに住んでいるからそう思いたいのかも知れないが(^^;