にぼしのリタイア日記

鬱病でサラリーマンをリタイアした56歳男の復活日記

リタイア

リストラした経営者が高額報酬を受け取るのはなんだかなぁ~

下記の記事を読んでなんだか納得できない気分だ。 headlines.yahoo.co.jp 日産のゴーンは論外だが、ソニーが50憶円も出しているのもなんだか納得できない。 会社を存続するため、リストラは必須だと思うし、大きな心労も伴うと思う。 しかし、切られた1万…

管理職受難時代~その3~中期計画って意味ないじゃん

管理職をしていた頃、中期計画を作成するのに苦労した記憶がある。 中期計画とは、今後3~5年の方針を明確に打ち出すための計画である。 作成時期になると管理職は、従来業務を終えた後、終電まで何日も会議をしたり、土日は研修所で合宿したりして中期計…

リタイアへの株式投資~その2~恐怖の10連休

今年のゴールデンウィークは10連休になるため、日本の株式市場がお休みとなる。 株式投資はド素人の私だが、インフレヘッジのため資産の約20%を日本株式で持っている。 実は今、10連休が怖くて堪らないのだ。 もしこの10連休で世界に大きな動きがあ…

管理職受難時代~その2~富士通リストラの衝撃

数日前の記事だが下記のニュースに衝撃を受けた。 tech.nikkeibp.co.jp 良く目にするリストラのニュースかと思いきや、あの富士通が45歳以上の全社員を対象にリストラを敢行するらしい。 今までの大企業のリストラは、主に間接部門の人員削減だったが、直…

管理職受難時代~その1~働き方改革の歪

今朝、下記の記事を読んで複雑な気持ちになった。 headlines.yahoo.co.jp 働き方改革の趣旨は正しいと思うし残業を減らすことも大いに賛成だ。 しかし・・私はリタイア前の13年間はものづくりの現場で中間管理職をしていたので気持ちはとても複雑だ。 nibo…

復活への道~その3~通勤のない生活

リタイアして自由な時間が一気に増えた。 なんと言っても通勤がないのが大きい。 現役時代は毎日通勤に往復4時間以上を費やしていた。 ざっくり平日の2割の時間を通勤に費やしていたことになる。 「貴重な人生の時間を通勤のために使っていたなんて・・」 …

復活への道~その2~目覚ましのない睡眠

リタイアして最初に実感するのは目覚ましのない睡眠だ。 平日の朝はいつもあの嫌なアラームを聞いて、ベッドから重い体を這い出るのに相当な労力を使っていた。 リタイアした今は、自然に目が覚めるまで寝ていられるのが嬉しい。 現役の時は、寝ている最中も…

復活への道~その1~家族に恵まれた

とうとう50歳でリタイアしてしまった(^^; 一般的には65歳まで働くのが普通のサラリーマンなのに・・ 自宅のローンも残っていたのに・・・ 糖尿病の妻とまだ学生の娘が二人いるのに・・・ 老後の生活が貧しく辛いものになるかも知れないのに・・・ リタイ…

リタイアへの道~その20~気まずかった退職日

早期退職の最終日・・・荷物の片づけが終わると挨拶周りへ。 みんな私が鬱→早期退職を知っているので気まずい気まずい(^^; 「お疲れ様」「がんばれよ」とか声を掛けてくれたが顔は引きつってた(^^; 直接挨拶できない人へは、メールを出すのだが、何と書いて…

リタイアへの道~その19~50歳で会社を辞めました

早期退職者の応募は会社の募集人数を上回る人数だったようだが、何事もなく早期退職が確定した。 長いサラリーマン生活は、ものづくりを必死にしていた若い頃は楽しかったが 管理職になってからの十数年は、苦痛の連続だった。(詳細は過去記事参照) サラリ…

リタイアへの道~その18~早期退職応募

様々なシミュレーションをした結果、早期退職に応募することにした。 体調も限界に近づいていたので他の選択肢は無かった。 早期退職応募初日の開始時間直後に申し込みを済ませた。 人生の節目にも関わらず、あっけなく終わった。 私の周りでもかなりの人数…

リタイアへの道~その17~暇な時間何するの?

早期退職応募をシミュレーションしていた頃、暇な時間について考えた。 再就職はできそうに無かったので暇な時間ばかりになるはずだった。 ただ、私の場合は長い間休職した経験があったのでその不安は無かった。 ・鬱病の治療 ・ネットで調べた節約方法を実…

リタイアへの道~その16~私が買った株

昨日の記事でインフレヘッジのために株式を購入したと書いた。 今から5年前どんな銘柄を買ったかと言うと・・・ まずは化粧品株・・まだ中国経済が伸びている時だったのと我が家は女性が3名なので優待品と合わせると配当利回りがとてもよかったからだ。 次…

リタイアへの道~その15~素人の株式投資

昨日の日記でインフレヘッジのために金融資産の20%を株式で運用すると書いたものの私はズブの素人だった(^^; もちろん必死に勉強はしたが、それくらいで通用するほど甘い世界でないことを感じていた。 特に投資信託には注意が必要だと思った。 プロに運用…

リタイアへの道~その14~インフレのリスク

早期退職に応募するかどうかのシミュレーションをしていた頃、インフレのリスクについて考えた。 いくらまとまった現金があっても将来インフレになれば、生活出来なくなるからだ。 5年前の日本はデフレから脱却するために金融緩和を始めた頃だったのでその…

リタイアへの道~その13~年金のリスクについて

早期退職応募に向けてシミュレーションをしていた頃、年金のリスクについて考えた。 日本の年金制度が破綻するとのニュースやコラムをたまに見るが私は制度自体破綻するとは考えていない。 もし破綻したら政権がコケルぐらいでは済まないからだ(^^; その前に…

リタイアへの道~その12~車を手放したいが・・・

早期退職に応募するかどうかのシミュレーションをしていた頃、自家用車について考えた。 車はコストの塊なので出来れば手放したいが、住んでいるところが都内とは言えベッドタウンなので車が無いと日常生活が大変だった。 例えば最も行くスーパーや薬局は自…

リタイアへの道~その11~健康保険はどうするか?

早期退職をシミュレーションしていた頃、健康保険について考えた。 もし退職した場合、会社の健康保険組合を任意継続することが可能であった。 しかし、退職後は会社からの補助がなくなるので保険料は倍になるはずだった。 退職を機に国民健康保険に加入する…

リタイアへの道~その10~失業保険の試算

早期退職に向けてのシミュレーションをしていた頃、失業保険について試算した。 私は退職時50歳で20年以上勤めていたので自己都合退職なら150日の失業保険が支給されるはずだった。 しかし、会社の業績が悪く、早期退職を募集した際の退職は会社都合…

リタイアへの道~その9~生命保険って必要?

早期退職に応募するか否かでシミュレーションしていた頃、生命保険をどうするかで悩んだ。 健康で働いている頃は、俺に不幸が訪れたら妻や子供が心配なのでセールスレディーの言うがまま終身保険に入っていた。 しかし、いざリタイアを検討した時、「生命保…

リタイアへの道~その8~長女の就活

早期退職応募でシミュレーションしている時、長女は大学4年だった。 まさに就活真っ盛りで、エントリーシートの書き方や面接の練習を手伝った。 時にはまるまるエントリーシートや課題論文を私が書かされた(苦笑) 最初に内定をもらったのは生保の営業だっ…

リタイアへの道~その7~妻のパートは期待できない

早期退職に応募するかどうかは退職後のシミュレーションに掛かっていた。 当時、鬱病だった私は、退職後に再就職できる自信も仕事を続けられる自信もなかった。 妻は若い頃OLで8年くらい働いたことはあるが、子供を出産した後、糖尿病になってしまいそれ…

リタイアへの道~その6~公的年金の試算

早期リタイアが可能かどうかの判断に重要な公的年金について試算した。 私が50歳でリタイアし、その後、サラリーマンとして働かない場合は、国民年金のみの支払いとなると65歳からの公的年金は毎月16万円、 妻は若い頃OLを少ししていたので8万円と…

リタイアへの道~その5~退職金の試算

退職後の生活を考えた場合、退職金(通常+割り増し)は一番重要なポイントだった。 鬱の状態も不安定で再就職できる保障はどこにも無かったからだ。 自分なりに試算した結果、通常はざっくり2000万円、割り増しは1500万円と試算できた。 通常の退職…

リタイアへの道~その4~早期退職の募集要項

新年度に入り、早期退職の募集要項が発表された。 対象は45歳以上で主にスタッフ部門の社員で割り増し退職金は年齢に応じて12~36か月だった。 私はその時点では49歳であったが、正式な退職日には50歳になる計算だった。 鬱病を発症したお陰で復職…

リタイアへの道~その3~絶体絶命を救ってくれたのは

約半年後の早期退職だけを励みに、毎日這うように会社に通っていましたが限界がきました。 鬱の症状が悪化し、体が悲鳴をあげました。 ここで再度休職に入れば、残り僅かになっていた休職可能日数までに復帰できる可能性は低かったと思います。 絶対絶命・・…

リタイアへの道~その2~リストラの発表

昔の上司に会社の現状を教えてもらった私は、早期退職について考えた。 まだ49歳だった私は、家のローンも残っており、子供二人はまだ学生だった。 普通であればリタイアできる状況では無いが、今の体調からこの先定年まで働ける可能性は低かった。 それど…

リタイアへの道~その1~もうこの会社はだめだ

昨日の記事で昔の上司に言われた「もうこの会社はだめだ」について追記します。 昔の上司は経営会議に参加できるくらい出世したのですが、経営会議での内容があまりにもひどいので会社に見切りをつけ、早期退職を検討しているのでお前も考えたらどうだと言う…

復職への挑戦~その9~昔の上司と食事

復職したものの徐々に病状は悪化していきました。 もうだめかも知れないと思っていた頃、昔の上司が「飯でもどう?」声を掛けてくれました。 私と性格が似ていて上にズケズケ言うタイプの人でしたので気が合い、良く飲み歩いてた人だったのでOKしました。 …

復職への挑戦~その8~なんにもやることない

復職してはみたものの予想通りなにもやることがありませんでした。 上司の雑用を手伝ってもすぐに片付いてしまいました。 職場の方々は優しくはしてくれますが、反対に言えば、一緒に仕事をしたいとは思っていなかったでしょうね。 私も同じ立場ならそう考え…